社員インタビュー #1
研究に没頭した学生時代の強みを活かして、自分がやりたい事に打ち込める環境があります。
2022年 入社
データサイエンティスト
ぼうちさん
学生時代、研究に明け暮れていた僕が見つけた自分にぴったりな居場所。
私は地元・琉球大学大学院の理工学研究科で情報工学を専攻していました。学生時代はとにかく研究に没頭していたタイプで、情報処理学会での論文でFIT論文賞を受賞した経験があります。
周りに比べると就活に備えて早くから活動するタイプではなかったと思いますが、学生エンジニアと企業をつなぐ株式会社Hugkunを通じて、実はアルバイトとしてちゅらデータでお仕事をさせてもらっていたんです。社員に混じって案件に携わらせていただいた経験から、この会社の働き方や仕事に求めるクオリティの高さは身をもって知っていました。
沖縄で育った身としては、憧れから東京などの就職先を考えてみたこともありましたが、まるで研究室にいるような会社のノリが自分にあっていて、精神的に楽しめる会社で働きたかったこともあり、そのまま新卒としてお世話になることにしました、それが入社の経緯ですね。
ある一日のスケジュール
10:00 | 一日のスケジュールの確認、Slackのチェック、SNSで論文などの技術アップデート確認 |
10:30 | AWSでモデルを本番環境へデプロイ |
12:00 | サイエンスギルドの話題を確認しつつアドバイザリ |
14:00 | サイエンスギルドMTG |
15:00 | 論文調査と資料作り |
16:00 | お腹が空いてきたのでご飯にする |
17:00 | 気づいたら寝てる |
18:00 | 気づいたら起きている(残タスクの続き) |
21:00 | 退勤 |
多岐にわたる業務で技術力を鍛えつつ、改めて自分の強みを知ることができた新卒1年目。
今でこそデータサイエンティストの肩書でお仕事させていただいていますが、新卒入社後に初めて加わったプロジェクトでは Snowflake や Tableau を使ってデータエンジニアみたいなことをしたり、Webアプリケーション開発のフロントエンドを触ったりと幅広い業務を経験しました。
受託企業なので多様な案件と関わりがあり、そのおかげで新しい技術をキャッチアップしていく必要に迫られるのでかなり鍛えられます。それ以降の案件では、論文調査から実装までを行うようなお仕事(画像検索アルゴリズム→フィードバック/軽量化自然言語処理モデル/モビリティの経路最適化・衝突回避/セールスマッチング分析...etc.)をさせていただき、データサイエンティストとして実績を積むことができました。研究大好きな私としては脳汁が出まくる日々でしたね。
市場ニーズの変化によって現在は LLM案件 に関わる機会が増えましたが、個人的にはデータサイエンティストとして普遍的なスキルをレベルアップしたいと思っています。
ちゅらデータで2年目を迎えるにあたり、ちょうど市場では OpenAI の台頭があって LLM関連 のお仕事が一気に加速し始めた印象です。その流れから私も LLM関連の開発や管理ツール調査、RAG構築 といった仕事に携わる機会が増えました。自社プロダクトでは、文章校正ツール「ちゅらいと」の AI校正ロジックを担当したりもしています。
それ以外では、引き続き数理最適化などの論文調査もやっています。やっぱり論文調査みたいな仕事は私にとってすごく楽しいですし、できれば学生時代のように執筆する側にも戻りたいので、ちゅらデータで研究をやる野望はありますね。
受託開発にせよ研究にせよ、流行というか市場ニーズに左右されるものである以上、新しい技術スタックのキャッチアップは日々欠かせないと理解していますが、私個人としては、データサイエンティストとして普遍的なスキルを鍛えたいという思いがあり、日頃から数理最適化・統計的手法・アルゴリズムといった勉強をずっと続けています。時代に柔軟に対応しつつも本質的な解決力を持った骨太なデータサイエンティストとして成長していきたいですね。
他のインタビューを見る
2023年 入社
データエンジニア
くにだいさん