こんにちは、 採用広報の新崎です。去る7月23日(火)に琉球大学工学部で開催された「キャリアデザイン講義」に参加してきました。今回は琉球大学工学部知能情報コースの講義に、同学部の卒業生でもある弊社のデータエンジニア・kabiさんと、データサイエンティスト・みちる先生が講師としてお招きいただきましたので、講義をさせていただきました。学生の皆さんが進路の方向性や業界研究の進め方を考える良い機会となっていれば幸いです。
IT業界でのキャリアのお話をさせていただきました。
今回対象となるのは、この夏に所属研究室を決める知能情報コースの3年生の皆さん約60名余です。仕事や会社選び、大学3年生の夏から始めたら良いことなどをアドバイスさせていただきました。
今回 お話させていただいたトピックは下記の通りです。
- 卒業後のキャリアについて
- エンジニアの一日
- エンジニアキャリアについて
- ITエンジニアとは
- 具体事例
- 新卒入社3年目までに経験したこと
- 就職するにあたっての具体的なアクション
卒業後のキャリアについて
琉大工学部を卒業後、企業へ就職せずに個人事業主としてキャリアをスタートさせた経歴を持つkabiさんならではの視点で、就職だけでなく、起業、個人事業という3つの選択肢を、様々な観点(リスク・収入・専門的な経験・社会的信用・転職市場でのバリューなど)から比較して解説いただきました。その上で、IT企業でエンジニアとして働くということのリアルを、講義の後半でお話いただきました。
エンジニアの一日
このパートでは、ITエンジニアという職業のお二人が、普段どんなワークスタイルで仕事をされているか、具体的な一日のスケジュール例をもとにお伝えさせていただきました。
以下お二人の特徴的な時間の使い方の例
kabiさんの場合:
- お昼休憩を2時間程度とって仮眠を取る(食後の集中力低下を防ぐ)
- 趣味のゴルフをガッツリやりたいので、練習時間を確保できるように全体スケジュールを組む
- Super Happy Monday(※)制度を利用して、午前中にゴルフをした後に午後から仕事を開始する日もある
※ Super Happy Monday 制度 とは:
毎週月曜日の午前中に有給の特別休暇を取得することができる社内制度です。
みちる先生の場合:
- 朝が苦手なので、始業前はいっぺん趣味の時間からスタートしてエンジンをかける
- 仕事を前半と後半で切り分けて考える。気合が必要な仕事をできるだけ午前に積んで消化し、終わらなかったタスクを午後に片付けるイメージ
- リモートで出勤時間がゼロなので時間が有効に使える
- 論文調査案件では、キャッチアップのため勤務時間中に勉強をすることができる
- kabiさんとは逆に、前半に集中的に仕事をやって午後の自由時間をつくり、リフレッシュや勉強の時間に当てる日もある
エンジニアならではの仕事の進め方、ちゅらデータの社内制度や環境、現在のポジションに与えられた裁量などをうまく組み合わせて、各々が最適なワークライフバランスを実現していることに関心を持った学生さんも多かったのではないでしょうか。
エンジニアキャリアについて
働き方をイメージしてもらった後は、業界や職種についてもう少し掘り下げて解説させていただきました。
一口に「ITエンジニア」といっても、IT技術を扱う業界や、管理や開発といった担当領域によってさまざまな職種が存在していること、その中でちゅらデータにはどんなエンジニア職が活躍しているのかを知っていただきました。
ちゅらデータの事業領域である「データ整備とデータの利活用」の現場は、一般の方が触れられるプロダクトやWebサービスの開発を行っている事業と違い、学生さんには想像がつきにくい領域かと思います。
代表的な職種として、講師を務めた2名が担当するデータエンジニアとデータサイエンティストについて、その役割分担や関係性について、プロジェクトの具体事例も交えつつ掘り下げて解説しました。
新卒入社3年目までに経験したこと
業界や職種のことを知ってもらった後は、学生の皆さんが今後お仕事選びをされる際にヒントになるようなアドバイスをお伝えさせていただきました。
まずは、若手が実際にどんな業務を行っているのかをイメージしてもらうため、新卒でちゅらデータに入社後4年目を迎えるデータサイエンティスト・みちる先生のキャリアを例に挙げ、新卒入社3年目までに経験したことを紹介させていただきました。今でこそデータサイエンティストの肩書で大活躍中のみちる先生ですが、データエンジニアリングの経験もたくさん積んできたようです。 それだけエンジニアの世界は、職種間で共通するスキルが多かったり、各ポジションが連携しながら業務を遂行していることが伺えます。
就職するにあたっての具体的なアクション
基本的なこととして、学生時代の取り組みや体験が仕事の何に活かせるか?を自己分析することが大前提であることをお伝えした上で、エンジニア特有のアクションとして、企業が開催するイベントやインターンシップに積極的に参加し多くの情報に触れる機会を作ること、また、ドキュメントを参照する、自分で手を動かして成果物を作る、エンジニアコミュニティに参加するなどの学ぶ方法を知っておくことの重要性をアドバイスさせていただきました。
また、就活中の大学生からよく質問される「学生のうちにやっておいた方が良いことは?」へのアンサーとして、研究には問題解決のエッセンスが詰め込まれているという観点から「ご自身の研究や修論に真摯に向き合う」ことを力説されていました。
最後に
前途有望な学生の皆様にとって有意義な体験となっていましたら幸いです。ちゅらデータは、Xの新卒エンジニア採用公式アカウントで、採用情報や就活関連ニュースをはじめ、エンジニア志望の新卒生に向けて弊社の魅力をお伝えしています。よろしければフォローをお願いします。
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