こんにちは、ちゅらデータのデータサイエンティストのぼうちです。日本で自然言語処理(NLP)の最先端技術と研究の発表の場となる、言語処理学会第30回年次大会・NLP2024 にゴールドスポンサー企業として参加いたしました。今年は神戸の神戸国際会議場で開催され、歴代で最も参加者と発表者が集まりました。
NLP2024とは
NLP2024は、最新のNLP技術、研究成果、産業応用に関する講演、ワークショップ、パネルディスカッションが行われる学会です。大会スローガンは「30年のプロンプトから未来を創造する」で、自然言語処理学会も30周年を迎えこれまでを振り返りつつ、激動の大規模言語モデル (LLM) 時代から未来を創っていこうという素敵な意味が込められています。それにしても、30周年って私が生まれる前から続いていますね。。。
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初日では、スポンサー企業と参加者の交流の場であるスポンサーイブニングで30秒告知の機会があり、弊社の自然言語処理活用事例をご紹介しました。短い告知だったんですが、会場の広さに圧倒されてかなり緊張しました。スライドに小さく書かれていますが、ちゅらデータは4名のサイエンティスト/エンジニアが現地参加、1名がリモートで参加しました。
ブース設営は会場5Fのエレベーター前で見やすい場所に配置されました。企業紹介ポスターとチラシ、沖縄土産として銘菓「ちんすこう」、ノベルティグッズとしてシール、付箋紙、季節外れのうちわを用意しておりました。ちんすこうと付箋紙は大盛況で2日目の時点でなくなってしまいました。一方で、うちわは2,3人しかもらってくれませんでした。さすがに3月に持っていくものではないですねw
改めまして、ブースに来てくださったみなさん。大変ありがとうございました。
印象に残った発表・出来事
今回の学会はChatGPT等のLLMサービスがリリースされて以来初めての言語処理学会ということもあり、どういった研究がされるのかとても興味がありました。個人的にはLLMを使用したドメイン特化(法律・経済など)の論文が明らかに増えていたのが印象的でした。一方で、データセット構築からLLMモデルの性能評価まで手を伸ばしている論文もあり、基礎から応用までと多様な発表が多くありました。他にも、以前参加したNLP若手の会・YANS 2023シンポジウムでちゅらデータ賞をお渡しした学生や、YANS 2023でワークショップで同じチームになった方と再会したり、琉球大学でお世話になった先生が発表していたりと、見知った方たちとも話すことができて大変充実したイベントになりました。
まとめ
私にとってNLP2024は、学びの場で良い刺激を得られる貴重な機会でした。今後も自然言語処理技術の発展に貢献していけるように努力していきたいですね。ちなみにちゅらデータでは、学会やカンファレンスに参加したい場合、出張として会社が費用を負担してくれる制度があります。おかげで沖縄からでも気軽に学会に参加できます。ちゅらデータは優秀なNLPerを求めています。弊社に少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度カジュアル面談を受けてみてほしいです。
【お知らせ】26年卒対象の学生さまへ
ちゅらデータではこの夏、全国5都市の会場でサマーインターンシップ・ワークショップキャラバン「データサイエンティスト+データエンジニア 両方学べる2日間」を開催します。今回のワークショップ開催のために用意した課題を通じて、データサイエンティスト・データエンジニアに必要なスキルやマインドセットを学ぶことができます。(データサイエンス/データエンジニアリングのいずれかの領域に知識/経験等で不安がある方も奮ってご応募ください)
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