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2024.01.16社員インタビュー

CDO(最高データ責任者)経験を持つデータサイエンティストが、ちゅらデータで働くことを決めた理由。

ちゅらデータは、若手に限らず経験豊富なベテランの採用にも積極的です。
今回は千葉県からリモートワークでクライアントワークをリードする、シニアデータサイエンティストの淡島英輝さんに入社の経緯や仕事の面白さ、これからの目標などについて聞きました。前職のスタートアップでCDOを務めたほどの実力の持ち主である淡島さんは、なぜちゅらデータを選んだのでしょうか?

経験豊富なエキスパートが、ちゅらデータを選んだ理由とは?

—— 淡島さんってシニアデータサイエンティストって肩書ですけど、どんなお仕事をされているんですか?

最近だと、研究者向けのAIアシスタントや、意外なところではクラウド環境下でも安心してデータ分析が可能な、データクリーンルームの構築に携わりました。

—— なるほど。ちゅらデータに入るまではどんなお仕事を?

1社目はR&D専門のエンジニアリング会社の正社員エンジニアで、一部上場企業の人工知能研究所に派遣され、2社目はその派遣先でそのままリサーチエンジニアとして働くことになりました。3社目は自社サービスを手がけるスタートアップです。このスタートアップでは、データサイエンティストとデータエンジニアの役割をいったりきたりしながら、最終的にはCDO(最高データ責任者)になりました。ですからちゅらデータは4社目にあたります。

—— データサイエンティストとしてのキャリアは人工知能研究所時代からですか?

そうですね。ですからこの世界に足を踏み入れたのは本当に偶然なんです。もしメーカーに派遣されていたら、同じ人工知能でも、自然言語処理ではなく画像認識や画像解析に携わっていたかもしれません。もしそうだったら、たぶんちゅらデータには入っていなかったでしょうね。不思議な縁を感じます。

—— 偶然とは意外ですね。でもこれまで続けてきているのは、性に合っていたからでしょうね。

そう思います。データサイエンスや機械学習が扱う課題やテーマって最終的にはシステムに実装されるケースが多いじゃないですか。データから示唆を導き出したり、意志決定をサポートしたりするだけじゃなく、多くの人の役に立てる。その点が性に合ってる気がします。

入社の決め手は「沖縄」×「リモートワーク」×「データサイエンス」

—— これだけの経験があれば転職先選びに苦労することはなさそうです。どうして、ちゅらデータに?

以前から沖縄が好きで、寒い冬の間だけでもあっちで働けたらいいなと思って「沖縄」×「フルリモート」×「データサイエンス」で検索したら、ヒットしたのがちゅらデータの求人だったんです。ひと目見て「あっ、ここいいじゃん」って思いましたね。それでさっそくカジュアル面談に申し込んだら、いま住んでいる千葉からリモート勤務でもOKってことになり、シニア枠で応募したところトントン拍子に話が決まりました。2023年7月のことです。

—— じゃあ、他社とは比較したり悩んだりはしなかった?

悩まなかったですね。他にも受けた会社はあるにはあったのですが、どうあがいても沖縄の魅力には勝てません(笑)。それにちゅらデータに舞い込む案件の多くは大手企業で、データ分析やモデル構築に加え、システム開発まで一連の業務に携われます。これまでの経験が活かせそうですし、マネジメント専業ではない点もよかったですね。

—— マネージャーよりプレーヤーでありたかった?

長年この世界で仕事をしているうちに、データサイエンスやエンジニアリングの周辺にある仕事、たとえばプリセールスやマネジメント寄りの仕事の割合が増えていたんです。どれも面白いといえば面白かったし、やりがいもあったといえばあったのですが、ちょっと手を広げすぎたなと。

—— 技術的にまだまだやり残したことがあったんですね。

そうですね。データサイエンスにしても機械学習にしても、もっと深掘りしたかったですし、役割を絞ればもっと大きなデータを扱ったり、複雑な課題とも向き合えると思ったんです。そんな気持ちがあったので、ちゅらデータの求人が刺さったんだと思います。面接を担当してくれた社長の真嘉比さん、CTOの菱沼さんの話からも技術力の高さがうかがい知れましたし、しかも気になっていた沖縄に本社がある会社です。応募しないわけにはいきませんでした。

最新トレンドを押さえた案件に携われる喜びを味わってます

—— ちゅらデータに入社して半年以上経ちました。率直な感想を聞かせてください。

先ほども触れた通り、社長の真嘉比さん、CTOの菱沼さんを筆頭にデータサイエンスの面でも、エンジニアリングの面でも能力の高いメンバーが揃っています。新卒で入ってくる若手も優秀なので、そういう意味では刺激的な環境ですね。テキストによるコミュニケーション文化が確立しているので、リモートワークでもまったく不都合を感じません。月に1度は沖縄に足を運ぶ機会がありますし、思った通りの働き方ができています。

—— どんな案件が多いですか? 傾向があったりします?

生成AIの波がきている影響で、LLMにまつわる案件が増えてます。規模感でいうと4、5人のメンバーで動くプロジェクトが多いですね。悩みを聞く段階から入るケースもあれば、ピンポイントでこの課題を解決してほしいという依頼に応えることもあるので、入り方やかかわり方、解決すべき課題についてもさまざまです。

—— データサイエンスとデータエンジニアリングの経験がそのまま活かせそうですね。

そうですね。前職ではあまり使う機会がなかったLLMのような最新トレンドを押さえつつ、実践の場で活かせるのはやっぱり楽しいですね。そもそも、ちゅらデータの組織構造は超フラットですし、メンバーをケアする専任のエンジニアリングマネージャーは別にいます。若手の成長を助けたり悩みを聞いたりすることはあっても、本業はあくまで現場で案件を回すことなので、その点もありがたいなと思っています。

—— 自社サービスを手がけていたころと違いを感じることはありますか?

クライアントワークには明確な納期があるので、そのぶん緊張感がありますね。でも毎回いろいろなテーマに携われるので、いまのところ楽しみのほうが勝っているので苦ではありません。

面白い課題、難しい課題に向き合う「資格」だけは常に持ち続けたい

—— 淡島さんは長年データサイエンスやデータエンジニアリングに携わるなかで、大事にされていることって何ですか?

捉え方によって賛否両論あると思うんですけど、何か1つでもいいから技術的なチャレンジを試みるようにしています。新しい学びがなければ成長は止まってしまいますし、その試みを自己満足で終わらせないためには、必ず結果を出さなければなりません。その緊張感が成長の糧になると思うんですよね。なので以前から可能な限り技術的なチャレンジを忘れないようにしてきました。それはちゅらデータでクライアントワークに携わるようになってからも変わりません。

—— 今後の目標について聞いてもいいですか?

実はあまり明確な目標って持ってないんですけど、面白い課題、難しい課題に向き合う資格だけは常に持ち続けていたいですね。いまはプロジェクトマネジメントを担うことが多いので、いちプレーヤーとしてプロジェクトに携わる機会はそれほど多くないんですが、もし自分より経験豊富なデータサイエンティストがきてくれたら、より大きな案件も請けられるはず。毎回でなくてもいいので、ベテランと組んで働く機会が増えたら嬉しいですね。

—— メンバーにするならどんな方と一緒に働きたいですか?

能力や経験に応じて裁量をわたすので、自分で考え自律的に動ける人だと嬉しいかな。ちゅらデータは、よく大学の研究室っぽいっていわれるくらい和気あいあいとしたところがあるんですよ。Slack上のスレッドでも、リアルな飲み会でも、いつも「こんな面白い仕事をした」「あんな技術を使ってこんな成果を出した」といって盛り上がる感じは、まさに大学の研究室みたいなノリ。そういう雰囲気が好きな人はきっと楽しく仕事ができるはずです。

—— データサイエンティストやデータエンジニアが主役の会社ならではですね。

そうですね。個人的には、尖っている会社なのに過ごしやすいのが、ちゅらデータの魅力だと思ってます。カジュアル面談でもその雰囲気が伝わるはずなので、気になる方はぜひ気軽に応募してほしいですね。

—— 今日はお話しを聞かせていただきありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました!

最後に

様々な業界のトップランナーが集いはじめた成長著しいちゅらデータでは、現在仲間を募集しています。
自らがワクワクできることを大事にしている方、常識に囚われずに本質的な課題解決に取り組める方、ぜひ一度採用情報をご覧ください。