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2024.02.22制度・カルチャー

ちゅらデータの技術力とカルチャーを支える「ギルド制度」について

こんにちは、広報担当の新崎です。
以前に、ちゅらデータの組織構造はSuperフラットな鍋蓋 (なべぶた) 型であることをお伝えしました。
参考:社長以外みな同じの鍋蓋組織。ちゅらデータの組織構造は「Superフラット」なんです
今のところ「部署」という概念がないちゅらデータにおいて、重要な役割を担っている「ギルド制度」について、今回はご紹介したいと思います。

ちゅらデータにおける「ギルド」とは

ギルドとは、ちゅらデータ社内において技術的専門性によって分けられたグループのことです。
現在7つのギルドが存在します。

データサイエンスギルド
データエンジニアギルド
システムエンジニアギルド
コンサルタントギルド
BIギルド
Webギルド
WebXRギルド

ギルド運営の基本

  • 各ギルドにはギルドマスター、サブギルドマスターがおり、運営をリードします。
  • ギルドマスターは、メンバー間の協議で自由に交代可能です。
  • ギルドへの参加条件はなく、参加/退出は自由に可能です。
  • 各ギルドが運営しているSlackチャンネルで参加表明するだけでギルドメンバーになれます。
  • 1人が複数のギルドに所属することもできます。
  • 参加は必須ではありません(Slackチャンネルに入って話題を見るだけでも可)

強制されることのない、一見しますと ユルいサークルのように見えるかもしれませんが、ちゅらデータという会社が自律的に機能するために、実は重要な役割を果たしています。

ギルドの目的

知見共有・技術相談

プロジェクトごとのチーム単位で動いているちゅらデータでは、各職種・専門家がそれぞれのプロジェクトに分かれてアサインされている状態が基本です。そのため専門家同士でプロジェクトをまたいでレビューしあえる場としてギルドの存在があり、お互いの知見共有や技術相談を行うことで、キャッチアップしやすい環境を作っています。

各「ギルド定例」の他、ギルドごとのSlackチャンネルで情報が飛び交っています。ギルドでの話題から派生して、個別社内向け勉強会が開催されたりすることも珍しくありません。

▼ギルドで話題にされている最新技術トピックスの例として、データエンジニアギルドのギルドマスターを務めるGakuさんがZennで触れてくれています。ちゅらデータ・データエンジニアギルド通信 Vol.10(〜24/01/04)

▼こちらはコンサルタントギルド定例内での勉強会の様子

▼こちらはデータサイエンスギルドから社内へ向けて勉強会のお誘い案内

プロジェクトアサイン調整

新しいプロジェクトに担当メンバーをアサインする際にも、各ギルド内で協議を行うことにより最適化を図ることができます。

グレード評価観点のメンテナンス

各職種のグレードに求められる要件は、市場や技術動向の変化によって現実との乖離が発生しないよう、定期的にメンテナンスが必要になりますが、グレード昇格を決める「グレード評価会」の評価観点を各ギルドが設計することで健全化が保たれます。

採用

人材市場や技術動向を反映した募集要項のアップデートや、面接の質問や評価基準に至るまでを、ギルドで随時メンテナンスしています。専門職が採用に関与することで、組織に本当に求められる人材の質を守ることができています。

まとめ

ちゅらデータの組織構造や制度は、自律したメンバーたちがその能力を最大限発揮できるように、メンバー自らが最適化できるような仕組みになっています。その象徴ともいえるのが「ギルド制度」です。ちゅらデータという組織は常にアップデートを続けています。今後も引き続き、各ギルドが組織を進化させていく様子をお伝えしていけたらと思います。

最後に

技術に尖ったメンバーが自分らしく輝くことができるちゅらデータでは、現在仲間を募集しています。自らがワクワクできることを大事にしている方、常識に囚われず本質的な課題解決に取り組める方、ぜひ一度採用情報をご覧ください。

この記事はちゅらいと WordPress プラグインで校正されています。