2024年11月2日〜3日にシティサーキット東京ベイで行われる自動運転AIチャレンジ(主催:公益社団法人 自動車技術会)の決勝大会(準決勝及び決勝)に、ちゅらデータ社員のチームが出場することとなりました。
自動運転AIチャレンジとは
公益社団法人 自動車技術会が主催する、自動運転におけるAI技術を競うコンペティションです。
CASE(Connected/Autonomous/Sharing & Services/Electric)と呼ばれる新たな技術領域において、コンピューターサイエンス、AI、ソフトウェアや情報処理に関わる技術者・研究者・学生等、自動車業界を牽引する技術者の発掘・育成を目的としています。
競技は最新の自動運転オープンソースである Autoware や AWSIM を使用して行われます。
- Autoware:LinuxとROSをベースとした自動運転システム用オープンソースソフトウェア
- AWSIM:デジタルツイン指向のオープンソース自動運転シミュレーター
ちゅらデータチームが予選を突破
この大会には、前職で自動車メーカーに勤められていたご経歴のある弊社のデータサイエンティスト・aokiさんの声掛けのもと、総勢9名のデータサイエンティストとエンジニアで結成されたチーム「とっとこちゅら太郎 ※」が、課外活動の一環として予選から参戦しています。(※ちゅら太郎は、ちゅらデータの企業ロゴに描かれているシーサーの愛称)
この活動を通して、これまで社内になかった自動運転におけるAI技術というナレッジが共有されて技術向上につながったり、新たなビジネス創出の機会が得られるような社外発信を目指しています。
活動成果として、AWSIMによるオンラインシミュレーションで行われた予選(2024年7月2日~9月2日)では、56チーム中9位の結果を残し、見事決勝大会進出への切符を勝ち取ることができました。
▼公式リザルト
https://www.jsae.or.jp/jaaic/2024ver/result
決勝大会は実車競技
決勝は競技車両であるEVレーシングカートを使用して、シティサーキット東京ベイのコース上で行われます。
シミュレーションで得た知見を実車両に活かしつつ、AWSIMでは再現できない実車ならでは、ノイズ処理、遅延対策のアルゴリズム開発といった課題に挑む戦いになります。決勝大会をともに戦う他チームは名だたる自動車メーカーや名門学生チームばかりで厳しい戦いになると思いますが、ちゅらデータらしいチャレンジスピリッツで挑みますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
▼aokiさんよりコメント:
ちゅらデータには「社員の自発的な挑戦」を受け入れてくれる風土があります。「IT企業だから○○はやらない」なんて固定観念はなく、ハードウェアも絡んでくるような実車での自動運転技術にも挑戦させてくれます。 「自動車産業のさらなる発展に寄与する枠組みの構築」という大会コンセプトにも貢献できるように、コミュニティ活動も含めて尽力したいと思っています。 決勝当日まで精いっぱい頑張りますので、『とっとこちゅら太郎』の軽快な走りにご期待ください! |
大会概要
大会 | 自動運転AIチャレンジ |
開催日時 | 準決勝:2024年11月2日 決勝:2024年11月3日 |
主催 | 公益社団法人 自動車技術会 自動運転AIチャレンジ事務局 |
大会の模様は、(公社)自動車技術会 公式YouTube でご確認ください。
最後に
様々な業界のトップランナーが集いはじめた成長著しいちゅらデータでは、現在仲間を募集しています。自らがワクワクできることを大事にしている方、常識に囚われず、本質的な課題解決に取り組める方、ぜひ一度採用情報をご覧ください。
この記事は、AI文章校正ツール「ちゅらいと」で校正されています。